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東京証券取引所とロンドン証券取引所は新興企業向けの新たな市場を創設することに合意しました

2007/10/30 更新

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[東京証券取引所グループ]

 

東証 ロゴ ロンドン証券取引所 ロゴ

 

 

株式会社東京証券取引所グループ(以下「東証」という)及びLondon Stock Exchange(以下「LSE」という)は、本日、新興企業向けの新たな市場を共同で創設することに合意しました。両取引所は新市場を運営する新たな合弁会社を対等な立場で設立します。LSEはAIM市場という新興企業向け市場を創設し、発展させてきた成功経験を持ち、東証は日本市場における専門性と確固たる基盤を持ちますが、新市場はこれらを十分に活かして創設されます。


新市場は、日本及びアジアの企業と投資家にとっての新しいリスク・キャピタル・マーケットとなります。新市場は、リスクテイク能力のあるプロの投資家に新たな投資機会を提供するとともに、既存市場の求めるような成長段階には達していない、リスク資本を十分に得られなかった新興企業に、新しい資金調達の機会を提供することになります。

 

東証代表執行役社長兼CEOの斉藤惇は、「この新たな市場は、リスク資本が活発に企業に投資される環境を整備するものであり、日本経済の更なる成長に貢献するものと考えている。また、新市場の創設によって、日本と世界の投資家及び資金仲介者が東京に集まり、東京が新たなビジネス・コミュニティーの中核となることを期待している。我々は、こうした重要な分野でAIM市場での成功経験を持つLSEと協力関係を築けたことを大変喜んでおり、LSEと共に、若く革新的な企業に、成長のための長期資金を調達する場を提供したいと考えている。」と述べています。

 

LSEのクララ・ファースCEOは、「日本の金融市場にAIMをモデルにした新たな市場を導入するという重要な仕事で日本の方々と共に働く機会を得たことを、我々は大変喜んでいる。AIMは既に世界トップの新興企業向け市場としての地位を確立している。AIMにおいては、適切な規制体系の下で、機関投資家の長期資金が新興企業に投資され、それが企業の成長を促している。」「日本とアジアにおける知見を持つ東証と、新興企業向け市場を発展させてきた経験と能力を有するLSEの協力関係は、この画期的な新しい市場を創りだすために、非常に強力に機能すると考えている。」と述べています。

 

両取引所は2008年中に新市場を開設することを目指しています。また、新市場は東京に本拠を置く両取引所の合弁会社により運営されることになります。新市場の制度は、AIM市場の柔軟な規制・制度を参考に構築され、国際的な投資家のニーズを満たすべく設計されます。そして、投資家にとっての適切な安全性と新興企業にとっての柔軟性をバランスさせ、企業の成長段階に応じた資金調達をサポートしていきます。

 

参考1:

本年2月、東証とLSEは、①共同で取引される新商品の創設やプロモーション、②取引参加者の相互アクセス、③新興企業向け市場の運営や規制、の3点について、協力関係の構築に向け協議していく旨を合意している。

 

参考2:

AIM市場(Alternative Investment Market:代替投資市場)は1995年にLSEにより創設された世界最大の新興企業向け市場。柔軟な規制体系と世界の投資家のニーズを満たす高い情報開示レベルを両立させている。2007年9月末現在のAIM上場会社数は1,682社(うちイギリス外の会社数329社)、総時価総額は約1,019億ポンド(23.8兆円)。AIM市場は上場会社が上場後も継続的に資金調達できる点に特徴があり、創設以来12年間にAIM上場会社が調達した527億ポンド(12.3兆円)のうち、229億ポンド(5.3兆円)がAIM上場後の追加的な資金調達となっている。

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電話: 03-3666-1361(代)