ETF・ETN

ETFとは?

2012/02/08 更新

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(1)ETFの特徴は?

ETFの特徴

【特徴1】わかりやすい!

  • ETFは、TOPIX(東証株価指数)や日経平均株価といった株価指数や、金価格などの指標に連動するように、投信会社によって運用されています。
  • 指標の情報はニュースなどで日々報道されていることから、値動きや損益が把握しやすく、また個別株の投資に必要な企業分析も不要なため、初心者でも始めやすい商品です。

【特徴2】 分散投資ができる!

  • 対象となる資産に幅広く分散投資しているので、投資のリスクを低減できると言われています。たとえばTOPIXに連動するETFを購入することは、東証一部に上場している全銘柄を保有するのと同じ効果が期待できます。
  • 日本株のほか、外国株やREIT(不動産投資信託)、商品などの指数に連動するものなど、種類も豊富。値動きの異なるETFを組み合せることによって、国際分散投資を実現できます。

【特徴3】少額でOK! しかも、低コスト

  • 個別株の投資では数万~数十万円の資金を必要とするのが一般的ですが、ETFは数千~数万円程度で買えるので、少額から投資を始められます。
  • 運用コストは0.1~1%程度と、インデックスファンドを含む一般的な投資信託に比べて低くなっており、長期投資に適した商品と言われています。売買に関するコストは、上場株式と同じ扱いです。
ETFにはどのような銘柄があるの?
東証に上場しているETFについては下記のページからご覧ください。

東証上場ETF銘柄一覧

(2)ETFと他の投資信託の違いは?

ETFと株式、通常の投資信託の比較表

  株式 ETF 通常の投資信託
購入する場所 全銘柄全国の証券会社どこでも購入可能 左に同じ 取扱っている証券会社が限定
購入価格売却価格 自分で指定することが可能 左に同じ 指定不可能
銘柄名・価格の 確認方法 一般紙の株式相場欄に毎日掲載
*一部の銘柄の価格についてはテレビニュース等で概略の把握が可能
左に同じ 専門紙を見るか取扱証券会社に確認
運用管理費用(信託報酬) なし ETFは、通常の投資信託に比べ、運用管理費用(信託報酬)が安いといわれています。 左に同じ
課税の優遇措置 ※詳細は「証券税制」を参照。
証券税制
左に同じ 左に同じ
リスク 個別銘柄にかかわるリスクあり 多数の銘柄に投資することにより、個別銘柄にかかわるリスクは分散される 左に同じ

(3)ETFの仕組みは?

ETFは、米国では一般的な指数連動型の投資信託ですが、日本では馴染みのない商品ですので、その仕組みを簡単に説明します。
ETFは、これを組成する管理会社が募集を行い、これに応じた者に対してETFの受益証券を発行することになります。これは、投資信託の設定当初に行われる募集も、その後継続的に行われる募集も同様です。一般的な投資信託との違いは、その募集に応じるのが、例えば「年金基金をはじめとするポートフォリオ運用者」や「指定参加者と呼ばれる証券会社」が中心になるという点です。なぜならば、通常の投資信託では、募集に応じた多くの一般の投資家が金銭を拠出して受益証券を受け取るのに対して、ETFでは、指数に連動するように構成された現物株式のバスケットを拠出した場合に限ってETFの受益証券を受け取ることができる仕組みになっているからです。(ただし、日経300株価指数連動型上場投資信託のように金銭の拠出型のETFの場合は、金銭を拠出することによって受益証券を受け取る仕組みになっています。)。これを「ETFの設定」と言います。

したがって、一般の投資家は、この募集には応じることができませんので、その代替手段として東証のETF市場を通じ、募集に応じた者が放出する受益証券を小口で購入することになります。また、募集に応じたポートフォリオ運用者は、受け取った受益証券をいわゆるパッシブ運用の手段の一つとして保有し、換金の必要性が生じれば市場で売却することになります。さらに、指定参加者と呼ばれる証券会社は、保有したETFの受益証券を用いて、現物株式や指数先物を利用した裁定取引も行います。

このように募集に応じ大量の受益証券を取得する投資家と、市場を通じて小口で受益証券を取得する一般の投資家が明確に分断されているのもETFの特徴のひとつです。また、こうした方法を採ることにより、一般の投資信託のように小口の資金を集めたうえで株券を買い付ける必要がなくなるため、運用コスト削減やトラッキングエラーの低減が実現できるのです。

なお、このETFの受益証券は、信託財産に含まれる現物株式のバスケットと交換することも可能です。その場合は、募集(設定)の仕組みと全く逆で、相当数の受益証券を保有するポートフォリオ運用者や指定参加者である証券会社が一定数以上の受益証券を管理会社に持ち込み、株券と交換することになります。これを「ETFの交換」と言います。(この指定参加者と呼ばれる証券会社は、ETFの仕組み上、重要な役割を果たすことになります。募集(設定)の際も交換の際も、常にこの指定参加者を通じて、現物株式のバスケットの信託や受益証券の発行が行われることになります。この指定参加者は募集の取扱いを行うことができる者として、管理会社が指定し証券会社名は有価証券届出書等に記載されることになっています。)

なお、外国籍のETFは、国内のETFとは異なり、日本国内において設定と交換ができない場合がありますのでご注意ください。

(4)ETFの二つの市場とは?

ETFの市場は、流通市場と発行市場の二つの市場によって成り立っています。

①流通市場

ETFの流通市場は、不特定多数の投資家の間で小口化されたETFの受益証券を自由に売買できる市場であり、その流動性は日々の出来高という形で広く一般に公表されています。

②発行市場

ETFの流通市場だけでは、数十億円規模の取引を行う機関投資家等の大口の取引需要に対応するだけの流動性を供給することが出来ない場合もあります。
そこで、ETFのもう一つの市場である発行市場において、大口の受益証券の設定・交換を行うことで、流通市場における出来高を超える規模の取引を行うことが可能となります。

このようにETFの流動性は、流通市場における日々の出来高だけでなく、発行市場における設定・交換を通じた大口の取引もあわせて捉える必要があると言えます。
(※ETFの設定・交換の実績は、有価証券報告書等に記載されております。)

(5) 株価指数って何?

株価指数とは、株式の相場全体の状況を示すために、個々の株価を一定の計算方法で総合し、数値化したものです。わが国における株価指数の代表的なものとして、TOPIX(東証株価指数)があります。TOPIXは、東証の市場第一部に上場しているすべての日本企業を対象としたものです。TOPIXの動きを知ることで、株式市場全体の大きな動きを把握することができます。TOPIXやREIT指数など、東証が算出・公表している指数に関する情報は、(6)をご覧ください。

(6) 株価指数等、基準価額及び市場価格に関する情報

① 株価指数等

TOPIXなど東証が算出・公表している指数

日経平均株価

上記以外

「東証・商品概要パンフレット」ページ

各商品パンフレットの「情報一覧」の項目にリンク先を掲載しております。 (※直接、該当ページにいくことができます。)

② ETFの基準価額(一口あたりの純資産額)

ETFの一口あたりの純資産額は、東証のホームページもしくは各管理会社のETF専用ホームページから情報を入手することが可能です。

方法1 東証のホームページから情報を入手する場合

  • 各管理会社は、「適時開示情報閲覧サービス」を通じて、基準価額及び対象指数と一口あたりの純資産額の乖離率等の情報を日々公表しています。
  • 当該情報を入手するためには、「適時開示情報閲覧サービス」にアクセスのうえ、「適時開示情報検索」の「検索条件」欄にETFの管理会社検索コードをご入力ください。なお、「管理会社検索コード」はETF一覧をご参照ください。過去1ヶ月間の情報を入手することが可能です。

方法2 各管理会社のETF専用ホームページから情報を入手する場合

③ ETFの市場価格

「東証上場ETF一覧」の銘柄一覧から、お探しのETFの銘柄名をクリックしてください。

または、トップページの「上場会社検索」欄にETFの証券コードをご入力のうえ、「検索」をクリック。さらに、次の画面で「株価表示」をクリックしてください。

④ETFの基準価額と取引価格の乖離状況

東証では、ETFの基準価額と取引価格の乖離状況を日々公表しています。

ETFの基準価額と取引価格の乖離状況(2012年2月8日更新) PDF

その他のETFに関する内容については下記のページをご覧ください。 (証券用語集)

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