TOPIX先物取引
具体例
2011/11/21 更新
先物取引の決済方法には、
○取引最終日までに転売又は買戻しによって決済する方法
○最終決済期日(取引最終日の翌日、つまり3、6、9、12月の第2金曜日)に最終決済する方法(最終清算指数(S.Q.)によって行われます)の2種類があります。
取引から決済までの具体的な流れは以下のようになります。
1.転売による決済の場合
- TOPIX先物を900ポイントで1単位購入
(900×1万円×1単位=900万円の取引契約に相当) - TOPIX先物を1,000ポイントで1単位転売
(1,000×1万円×1単位=1,000万円の取引契約に相当) - 決済
TOPIX先物の購入額900万円→支払い
TOPIX先物の転売額1,000万円→受け取り
先物取引は、差金決済(支払い金額と受け取り金額の差額をやりとりする)なので、実際は
1,000万円-900万円=100万円
となり、
100万円を受け取ります。例では買いから入りましたが、売りから入っていれば、
900万円-1,000万円=-100万円
となり、
100万円を支払わなければなりません。
2.最終決済の場合
- TOPIX先物を900ポイントで1単位 売却
(900×1万円×1単位=900万円の取引契約に相当)
売り建玉を保有することになりますので、証拠金を差し入れる必要があります。
- 取引最終日の翌日、最終清算指数(SQ値)が975.20となる
SQ値は当日のTOPIX指数対象銘柄の始値を基に算出されます。
(975.20×1万円×1単位=975.2万円が、売却したTOPIX先物の取引最終日時点での価値となります)
- 決済
取引最終日(各限月の第二金曜日)までに反対売買(ここでは売り取引の反対=買い取引)をしなかったので、SQ値で決済されます。
TOPIX先物の売却額900万円→受け取り
SQ値による評価額975.2万円→支払い
先物取引は、差金決済(支払い金額と受け取り金額の差額をやりとりする)なので、実際は
900万円-975.2万円=-75.2万円
となり、
75.2万円を支払わなければなりません。例では売りから入りましたが、買いから入っていれば、
(975.20-900)×1万円×1単位=75.2万円
となり、
75.2万円を受け取ります。