2007/11/01 更新
当取引所の自主規制に係る業務は、会社の上場に際し財務や経営の健全性等を審査する「上場審査」及び上場廃止基準への該当性の審査等を行う「上場管理」からなる上場関連業務と、当取引所市場における売買の執行及び決済の担い手である取引参加者の健全性・信頼性を確保するための「考査」及び相場操縦やインサイダー取引等の不公正取引を監視する「売買審査」からなるコンプライアンス業務の2つの柱から構成されます。
これら2つの業務はそれぞれ、自主規制本部内に置かれた上場部門(上場審査部、上場管理部)とコンプライアンス部門(考査部、売買審査部)が担っており、各部が相互に密接に協力・連携しながら業務を行っています。また、このような自主規制本部内での連携に加え、リアルタイムでの市場監視を行っている市場運営部門(株式部、派生商品部)などの関連部署とも協力・連携し、実効的かつ効率的な自主規制業務を行っています。
上場審査部は、新規上場を申請した企業の審査等を担当します。審査は、投資家保護の観点から、上場を申請した企業が、上場会社としての適格性を有しているかどうかについて、市場一・二部、マザーズそれぞれについて設けられた基準に基づき行っています。
金融商品等の上場廃止等に関する業務や上場する有価証券の発行者が行うに情報開示に関する審査等を担当し、取引所金融市場における品質の維持・向上を図っています。
有価証券市場における売買取引が公正に行われているかどうかの審査を担当します。有価証券市場で「相場操縦」や「インサイダー取引(内部者取引)」などの不公正取引が行われていないかどうかについて継続的な審査を行い、また、不適切な取引が発見された時には直ちに是正措置を講じるように証券会社等を指導するなどして、不公正取引の防止を図っています。
東証の取引参加者(証券会社等)の管理体制や営業に関する考査等を担当します。財産・経理の状況を把握することで取引参加者の財務の健全性を確保するほか、取引参加者の規則違反に対する処分等を行う一方、取引参加者が証券取引実務について法令や東証の規則等を遵守し、適切に営業を行っているかどうか実地検査により審査し、適宜、指導を行っています。