2011/09/06 更新
証券市場における不公正取引を未然に防止するためには、まずは、不公正取引に関する法令や規則等を十分に理解することが重要です。当取引所では、投資者、上場会社、取引参加者の皆様方のコンプライアンス支援のため、ホームページや各種刊行物を通じた各種啓発活動や説明会等を行っております。
市場参加者の皆様方におかれましては、規制の趣旨を十分に御理解いただき、取引に当たっていただきますよう、くれぐれもよろしくお願いいたします。
マーケットを公正に維持するためには、取引参加者が、法令・規則等を熟知し、仮にそうしたものに違反するおそれのある行為を発見した際には、それを水際で食い止めることが不可欠です。
私どもでは、インサイダー取引や相場操縦取引等の不公正取引を防止する観点から、取引参加者に対する審査事例の通知や、取引参加者の売買審査・監理担当者との会議の開催を行うとともに、取引参加者の要請による社内研修への積極的な参加を行い、不公正取引防止に関する関係法令の解説や、審査事例の紹介等を通じて、広く啓蒙活動に努めています。
取引参加者におかれましては、証券市場におけるゲートキーパーとして、自らの果たす役割の大きさを十分に認識し、市場の公正性を害することのないよう、取引の受託・執行に当たっていただきますよう、お願いいたします。
また、取引参加者と取引所が緊密な連携を行うことにより、不公正取引のおそれのある行為の未然防止や、法令違反行為に対する迅速な対処が可能となります。当取引所では、取引参加者の皆様からの御相談に随時対応しておりますので、それらを活用し、自社のコンプライアンス機能の向上にお役立てください。
インサイダー取引を未然に防止するためには、上場会社の皆様において、①投資判断に重要な影響を及ぼす会社情報の適時開示に積極的に対応すること(適時適切な開示)、②内部情報が他に漏れたり不正に利用されたりすることのないよう社内体制を整備すること(適切な情報の管理等)、③インサイダー取引規制の意義や内容について役職員等に周知徹底を図ること(規制の正しい理解)、の3つを徹底することが重要です。また、役職員によるインサイダー取引は、市場における会社の株式の信頼を損ない、かつ、深刻な会社のイメージダウンに繋がるため、これらは上場会社のコンプライアンス上も極めて重要な問題であることを十分に認識する必要があります。
上場会社の皆様におかれましては、自社の役職員による株式等の売買や、法人行為としての自社株買いなど、証券市場と関連する様々な行為に対して、法令等の十分な知識を持ち、望んでいただきますよう、よろしくお願いいたします。
私どもでは、上場会社の皆様からの役職員による自社株売買に関する社内ルールの策定や社内体制の構築についての御相談及び個別の取引相談についても対応をしており、また、上場会社の皆様に対し適切な情報管理体制の構築の一助となることを目的とした通知等も実施しています。
| (ご参考)「会社情報の公表に至る経緯に関する報告書」関連資料集のご送付について |
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また、御要望に応じて、講師を派遣し、インサイダー取引規制の内容について、講義を行う等の対応も行っております。自社のコンプライアンス機能の向上にぜひ御活用ください。